ダークショーンベルガーがディレクターを務めた、Adidas SLVR マルチジップと細身なシルエットがパンキッシュな印象です。 最下段以外は特に機能はなく、若干可動域が広がる程度となっています。 ハイネックになっており、ダウンとトラックジャケットの中間のような雰囲気で着用いただけることも面白いポイントです。 一方で、パフ部分はウールのため、ダークショーンベルガー特有のシックさを併せ持っています。 学生時代、パンクバンドであるJoy divisionを愛聴をしていたRadio headのフロントマン、トムヨークのように細身のスタイルで是非。 着丈70cm 身幅47cm 袖丈62cm 肩幅44cm

現在でもアーカイブとして人気な、元モスキーノデザイナーのジェレミースコットとAdidasのコラボライン。 ジェレミースコットらしい、総柄のn2-bです。 通常のものよりかなり短丈に設定されており、現在のAライントレンドにも寄り添ったシルエットとなっております。 ですが、私としては、敢えてスキンズのようにストレートデニムにマーチンで合わせていただくことを提案させていただきます。(彼らが着用していたボンバージャケットとはかなり異なりますが) イギリスの不良と、50年代日本で流行した、アロハシャツを着た不良の『太陽族』 二つがコラボレーションしたような国横断スタイリングはいかがでしょうか。 着丈:約57cm 身幅:約66cm 裄丈:約91cm

Noir期と呼ばれる、オールブラックスタイルが特徴的なコレクションの一品です。 このシーズンは、先月亡くなられたシェイン・マガウアンが中心として活動していたケルトパンクバンド、『The Pogues』から大きな影響を受けており、彼らがスーツスタイルで演奏をしていたことから、テーラードなどのアイテムが多くなっております。 エルボーパッチのクローバーは彼らのアイコニックなマークであり、ここからも強い影響が感じられます。 テーラードジャケットがベースである一方で、ブルゾンのようなカフス部分、同時期ナンバーナインのスウェット系アイテムで見られるマルチポケットデザインがスポーティな印象を与えます。 肩幅 46 身幅 52 着丈 70 袖丈 62

2024年、FROM GARAGELANDから新年のご挨拶として、年賀状の代わりにスペシャルアイテムを紹介いたします。 これまでカルチャーを感じさせるようなアイテムを数多く出品してきましたが、ロック×ファッションとしては最上級のピースとなっております。 ヘルムート・ラング、1999年AWの「アストロバイカー」から、コートを紹介いたします。 オーストリア人のファッションデザイナーである、ヘルムート・ラングが創設しました。80年代から90年代のパリコレではトップデザイナーとして、2000年代前半はニューヨークのファッションウィークに拠点を移し、デザイナーズブランドの中心人物として常に最前線で活躍した人物です。 ペイントデニム、ミリタリーベースのアイテムが代名詞とも言え、本商品もアメリカ軍のフィールドパーカーであるM65をサンプリングしています。 ヘルムート・ラングの数あるコレクションの中から、アーカイブピースとして国内外を問わず凄まじい人気を誇るアストロバイカーシリーズ。 oasisの楽曲「songbird」にてリアム・ギャラガーもMVの撮影時に着用しております。 ロックをテーマとする私達が、 この音楽史・服飾史に残るアーカイブピースを扱えることに至極の喜びを感じております。 リアムはプライベートでも黒のアストロバイカーコートを着用していますが、ホワイトボディ、且つコートタイプのものはなかなか目にすることが出来ません。 首についているファーは着脱可能です。 内側に垂れ下がっているショルダーストラップを背負えば、服自体を背負うことができるギミックも、彼のミリタリーから影響を受けたデザイン性が窺い知れます。 以上、至極のアーカイブピースと言うに相応しいアイテムの紹介を持って新年の挨拶とさせていただきます。 肩幅:50cm 身幅:52cm 袖丈:65cm 着丈:100cm

有名なドイツのベルベットを使用したテーラードジャケット。 シングルでピークドラペルの仕立てが高級感を増長させます。 一方で、ポケットはワークジャケットのそれが採用されており、バランスの取れた一品になっております 肩幅　44cm 着丈　75cm 身幅　50cm 袖丈　62cm

ガリアーノ特有のニュースペーパー柄の裏地が目を引くチェスターコートです モッズスーツのポケットディテールを取り入れるなど、クール・ブリタニカを代表するデザイナーである彼らしく、イギリスの情緒を感じさせるアイテムとなっています。 チェスターコートとも、ロングジャケットとも言えるかもしれません。 着丈　105 身幅　55 肩幅　52 袖丈　64

アンブロのナイロンジャケットになります。同デザインのトラックジャケットは他にも目にすることがありますが、素材がナイロンかつ、程よいサイズ感のものはあまり出てこないかと思います。袖丈は数字では少々短く感じられるかもしれませんが、肩幅が広く取られているため問題なくご着用いただけます。 言わずもがなブリットポップなスタイリングに。 ブランドはアンブロですが、個人的にはサイズ感からオアシスよりもblurのようなスタイリッシュな着こなしが似合いそうです。 テーラードジャケット、モッズコートのインナーやバーバリーのトレンチと合わせて是非。 袖丈:55cm 肩幅:55cm 身幅:57.5cm 着丈:64cm

イッセイミヤケから、80年代のテーラードジャケットになります。 イッセイミヤケのアイテムといえば、プリーツやドルマンスリーブなどの特徴的なシルエットを思い浮かべますが、当アイテムも逆燕尾服のような、フロントが長く採られている不思議なデザインとなっています。 80年代のゴスを牽引したバウハウスのフロントマン、ピーター・マーフィーのようなダークな雰囲気で是非。 肩幅:46.5cm 身幅:51.5cm 袖丈:60cm 着丈:70cm(背面)

日本のブランド、バックラッシュからレザージャケットのご紹介です。 バックラッシュは、1999年創立、片山勇氏が手掛けるレザーブランドです。そのデザイン性は海外からも高く評価を受けており、オアシスのボーカリストであるリアム・ギャラガー、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムも愛用しています。 当アイテムは皆様が想像する、所謂イサムカタヤマのライダースジャケットとは少々違うものかもしれませんが、もう少々暖かい時期には1枚で完結できますし、トラックジャケットのようにインナーとして仕込ませたり、他ブランドのアーカイブなどのハイエンドなアイテムとも相性抜群の1着となっております。 レイバーやバギーパンツと合わせ、ノーザンソウルのようなスタイリングにご活用いただけます。 裄丈:73.5cm 着丈:63cm 身幅:46cm

斬新な素材使い・パターンが特徴的なノゾミイシグロ。 こちらは裏地が総フリルとなっており、もはや芸術作品です。 ウールも敢えてテーラードらしくない物を用いることで 4〜50sあたりのPendletonを彷彿とさせる質感となっております。 全体としては、コムデギャルソン出身のデザイナーというだけあり、 コムデギャルソンオムプリュス　99ss(フリル期)の様な雰囲気。 裏返して着るもよし、表面で袖を裏返し少しだけフリルを見せて着るもよしと、様々な表情を楽しんでいただけるアイテムかと思います。 フレアのトラウザーズを合わせれば60年代　Rolling Stonesの雰囲気が出るでしょう。 着丈84cm 身幅52cm 肩幅45cm

ニールバレットのロングコートになります。 襟はジャケットのラペル風にもできますし、人民服のマオカラーのように着てもかっこいいです。 レディースのコートであるため非常に肩幅が狭いですがかなりの細身の男性であれば着用できるかと思います。 肩幅:40cm 袖丈:61cm 身幅:44cm 着丈:104cm

日本のブランドであるツモリチサトから、モッズコートのご紹介です。ツモリチサトはズッカなどと同じくエイネットを大元とするブランドで、イッセイミヤケなどを展開するISSEY MIYAKE.INCはグループ会社にあたります。 サイズ感は大きめですが袖部分が細いため、着用した姿はそれほどオーバーに見えず、フードは少々小さく作られていますが、さほど気になりません。アウターとして着用するのも良いですし、スウェット地のため、アウターの下にレイヤードとして使うのもおすすめです。 履き古したデニムとローテクスニーカーで、ストーンローゼズのボーカル、イアン・ブラウンのように着こなすのもよいでしょう。 身幅:50cm 肩幅:52cm 着丈:95cm 袖丈:61cm

イタリアのブランド、チェルッティのワークサンプリングジャケットです。

ステファン・マーティンオムから、ダッフルコートのご紹介です。 当ブランドは調べても全く情報がありません。ですが、同名のレストランがパリにあるそうです。 ノーブランドではあるものの、ダッフルのトグル部分をベルクロにする、というデザイン性の高いアイテムであります。アンブロやセルジオタッキーニなどのジャージと合わせ、スポーツミックスな雰囲気も似合いそうです。 肩幅:57cm 袖丈:60cm 着丈:84.5cm 身幅:62cm

80年代のモヘアカーディガンになります。 象徴的な柄が目を引く1着です。フロントにはボタンがなく、袴のようなシルエットになっております。シャツの上からこれ一枚を羽織っても良いですし、テーラードを内側に羽織り、その上からベルトをするなど、レイヤードが好きな方は幅広く使えそうな1着です。 肩幅:57.5cm 着丈:90cm 袖丈:54.5cn 身幅:55cm

リミフゥのハーフコートになります。 肩から袖にかけてのラインが非常になだらか、且つ幅広の袖口であるため、着物を着ているかのような印象を抱きます。 裏地もポップなボーダーが見えない箇所へのこだわりも感じます。 着丈:89cm 身幅:48.5cm 裄丈:75cm

シアーズのダウンコートになります。 ポケットが大きく、近くのお出かけであれば、カバンはいらないほどです。また非常にボリューミーですが、その分保温性も抜群です。正面のバックルも非常に映えます。是非大きめのデニムやスポーツブランドのナイロンプルオーバーと合わせ、90sブリットポップの雰囲気を。 肩幅:50cm 着丈:98cm 袖丈:63.5cm 身幅:63cm

日本のブランド、LAD MUSICIANのトレンチコートになります。グレーのボディ、光沢のある素材感が非常にエッジが効いています。重ね着も十分にできるサイズ感ですが、少々細身ですのでスキニーとドクターマーチンでなどの合わせでロックテイストに。 肩幅:41cm 着丈:108cm 身幅:51cm 袖丈:66cm

アンリギョーム期CARVENのナポレオン×テッズコートです。 generation xなどのアーリーパンクからStrokesやLibertinesなどのポストパンクリバイバルバンドまで、様々なパンクバンドに着用されているナポレオンジャケット。 センターベントをボタンで止める形になっており、外すことでよりaラインなシルエットになります ビビッドなカラーですが、テーラードベースで着やすいデザインになっています。 肩幅　45cm 着丈　75cm 身幅　55cm 袖丈　65cm

ktzはロンドン、パリに店舗を構えるkokon to zaiのオーナーとデザイナーのマラヤンペジョスキーが手掛けるブランド。 スウェット地に宝石のワッペンが取り付けられたミリタリージャケット。 デザインソースはカナダ軍のmk-2かと思われます。 スウェット地で柔らかいため、本家のミリタリージャケットよりも退廃感が出ております。 肩幅 44cm 着丈　70cm 身幅　55cm 袖丈　64cm

76年スタートのclosedライン。 デニムが特徴ですが、こちらはウール地のジップアップテーラードとなっています。 80年代性が押し出されたシルエットです 肩幅 47cm 着丈 80cm 身幅 55cm 袖丈 65cm

Bodybutter Bi-color military coat 代官山ボディバターというドメスティックブランドのロングコートです。 エポレットやボタンディテールなどからミリタリーサンプリング要素が散見されます。 そう言った点からも、どこかHedi slimane期のサンローランやdiorのような雰囲気が有ります。 2000年代のロックミュージシャンらしいスタイリングでぜひ 肩幅　43cm 着丈　110cm 身幅　50cm 袖丈　70cm

初期ドリスヴァンノッテンの代理店で有名なライカ社のタグがついた80sのテーラードジャケットです。 80s特有のボックスシルエット、広いVゾーンが印象的です。 ブラックのツイード生地に、色とりどりのネップが出ており、非常に立体感のあるファッション性の高いアイテムとなっております。 このサイズ感で想起されるのは、The smithのフロントマン、モリッシーのジャケットスタイルでしょう。 かなり崩したアイテムなので、インナーに綺麗なシャツを着てもドレスライクになり過ぎずにハマると思います。 肩幅 50cm 着丈 75cm 身幅 55cm 袖丈 60cm

イタリアの名門レザーブランドRuffoより、新プロジェクトとして誕生した「RuffoResearch」。 シーズン毎にデザイナーが変わることが特徴で、「RAF SIMONS」、「A.FVandevorst」、「Haider Ackermann」など、名だたるデザイナーがデザインを担当しました。 そして、こちらのアイテムは故ソフィアココサラキによるデザイン。 ギリシャ・クレタ出身の彼女は、同時代でも特に平和的であったクレタ文明の壁画などにインスピレーションを受け、ドレープの美しい服を得意としました。 また、2004年のアテネオリンピックでは衣装を手掛けるなど、確かな実力を持っているデザイナーです。 彼女のレザーを用いたデザインの特徴として、レザーを通常のファブリックと同様に扱っていることが挙げられます。 そういった高度な技術に加え、ボタンを比翼にしすることで極限までにミニマルなデザインに仕上げています。それにより、レザーのラギッシュな印象が完全に削ぎ落とされております。 タイトなデザインですが、袖丈は十分にあります。そのため、レディースのアイテムながらかり細身な男性であれば着用いただけるかと思われます。 ブロンディのフロントマンであるデボラ・ハリーのように、ブロンドのヘアー、黒のトップスで70年代ポップスシーン風に。 肩幅:39cm 着丈:66.5cm 袖丈:62cm 身幅:42cm